今更、包み隠して話す必要なんてないでしょう。
過去ピーク時には、アクティブアカウント数が50万を超えていたというデータがあります。
Quetzalcoatlサーバーでも僕が記憶する限りでは3500の人がログインしていたのを
覚えていますが、現在2017年9月時点では多い時間帯でも600人いかないのが現状です。
ワールド数にしてもマックス31あったのが、現在16という数字をみても
ここ数年のプレイヤー数の減少は否めません。
これはイコールFF11が衰退していってることを意味しているのでしょうか。
確かに数字だけをみればそういう見方ができるかもしれませんが、
実際、今のFF11の内容だけがマイナスの要素になってるとは言い切れないと思います。
では、人が減り続ける要因はなんでしょうか。
幾つかあると思いますが、
1.スマホゲームや無料オンラインゲームの躍進
スマホが発達した今、どこでも誰とでも手軽にネットに繋げて無料でそこそこ楽しめて
しまう所謂ガチャゲーで満足できてしまっていること。個人的にガチャゲーは、
幼少期のガチャガチャ(ガチャポン)の経験、刷り込みを利用したお金を巻き上げる
闇の深いゲームで、商売として成立してるので巧いとは思いますがあまり健全では
ないと思うんです。すみません、話が逸れました。
無料ゲームと比べると、PC環境、ゲーム本体代に加えて月額課金料がかかるので、
少し敷居が高いイメージなので取っ付きにくい感はあります。
2.プレイヤーの経時的な問題
15年という歳月は思ってる以上に時間が過ぎている。
0歳だった赤子は高校一年生に、
卒業、就職、昇格、転職、出会い、結婚、出産、育児、と様々な出来事があって
生活環境が変わるので以前のように遊べず、やむなく引退をする人が増えている。
高齢化なんていう言葉を使ったら怒られるかもしれませんが、
想像に過ぎませんが当時のプレイヤーの年齢層が20代~30代としたら、
そうですね、そういうことです。
3.コミュニティの問題
オンラインゲームである以上、やはり人との交流が醍醐味になるわけですが、
今まで知人やフレンドだった人が上記のような理由で引退してしまった時に、
残された身としてはコンテンツ的に遊びにくくなる。何より寂しい思いをする
ことになるので最悪、悪循環に陥り引退者が増える可能性がある。
人の繋がりの影響力はかなり大きい。
4.復帰者には壁が多い
これは自分の実体験を含みますが、FF11から離れていた年月が長くなる程、
新しいシステムやコンテンツに対応しにくく浦島太郎状態になりやすい。
というのも、情報量が莫大すぎて何から手をつけたらいいのかが分からない。
知人やフレンドが残っていれば頼ることができるが、できない場合は、
積極的にネットワークを築いて、コンテンツによってはヘルプが必要。
難しい場合は復帰できたとしても長く続かない可能性がある。
5.復帰を躊躇してしまう理由
一度引退した人にとって気がかりなのは、時間に拘束される不安ではないでしょうか。
FF11というゲームは、経験上、何をするにしても時間がかかるという固定観念がある。
現状は改善されていて、気軽に遊べるコンテンツや移動手段の緩和、
いい意味で昔とは全く別のゲームになっていて快適にプレイできる。
しかし、外部の人から見たFF11の世界の変化は伝わりにくく、現状がよくわからない。
6.ゲームシステムの成熟とマンネリ
15年で築きあげたこのシステムは安心感がすごいある反面、完成し過ぎてしまっている。
僕は逆にこれはFF11の強みだと思いますが、新鮮さはもはやありません。
アイディアがあっても、システムやゲームバランス上触ることができないのは、
なんとなくわかります。
やりこみ要素というのは必要だとは思いますが、過剰になりすぎてただの作業になって
しまった瞬間、それは時期に飽きにつながる可能性がある。
7.新規プレイヤー(新世代)が見込めない
上記と若干被るので簡単にまとめると、
そもそもオンラインゲームに月額課金する価値観がない(オンラインゲーム自体が下火)
ヘヴィ、敷居が高いイメージが有る。FF11の先行きが不透明。
などから敬遠されている可能性。
最後の7.に関しては個人的に興味深いので、次回以降の記事にまた書かせてもらいます。
つづく
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