新規の方がFF11に辿り着けてからの話をする前に、
新規の方がFF11対して抱く懸念材料を僕なりの視点で書いていきます。
1.運営期間が15年になる
開発者いわく開発段階では5年も持てばという見方だったFF11がよもや15年。
先日の15周年イベントの田中さんの発言を聞いていても、開発者にとっても予想
してなかった現象が起きているのだろうか。同様にユーザーにも同じことが言え
るのだろうか。オンラインゲームには寿命があるそんな常識があるのかもしれない
が、FF11が15周年というのは輝かしい功績である反面、いつまで続くのかという
先行きの不透明感は否めない。ましてや、外部の新規プレイヤーにとってFF11の
実際の中の情勢は見え難いので敬遠したい気持ちもわかる。
環境を整えてパッケージを購入して月額課金を続けて、仮に1年もしないでサービス
が終了したとしたら、ましてやFF11という膨大なコンテンツを消化できないまま、
今まで築きあげてきた自分のキャラクターが、その日を境に無になるのは、
あまりに酷な話である。
2.後発は不利
一般的なゲームというのは、恐らく、時間を費やして努力したら努力した分だけの
成果や報酬が得られるというシステムになっているはずで、FF11も例外ではない。
15年が経過した世界はプレイヤーもコンテンツも成熟しきっている状態で、
例えば、今日始めたプレイヤーが15年前に始めたプレイヤーと対等に同じ事が
できて一緒にエンドコンテンツを遊べるかというと不可能な話で、昔とは違って、
システム的に改良されて、その距離を縮めやすく最新のコンテンツに手を出しや
すくなっているものの、完全にその距離がうまることはないし、逆に先人の方を
尊重するという意味でうめることは出来ないので、その辺の調整が難しいですよね。
3.コミュニティの問題
これはどちらかというとゲーム中で気付く話かもしれませんが、
現存するプレイヤーのコミュニティの成熟が新規の人にとっては弊害となる可能性。
これは僕の勝手な想像に過ぎませんが、リンクシェルというコミュニティツールが
ありますが、長く古く続くLSというのは人間関係の絆が強く信頼関係が深いこと
から外部に対しては閉鎖的な場合がある。勿論、開放的に歓迎してくれるLSも多い
ことでしょう。しかしながら、全体の割合をみても圧倒的に古くからのプレイヤー
が多いことから、新規の方から積極的にアプローチしない限りは、人との新しい
繋がりは形成しにくい世界になっているよう思える。
次回、今のシステムの現状と新規のFF11の遊ぶ目線で話をしていきます。
つづく
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