FF11を本気で真面目に考える会#14

終盤に近づいてきました。

 

 

前回はFF11の中のコンテンツの話をしましたが、
今回は運営的な視点でFF11のどちらかというと外側から話をしていきます。
プレイヤーの人口が減ってきている事実に変わりはありませんが、
今のFF11が存続できるのは、コンテンツが追加されて現役プレイヤーが不自由なく
快適に遊び続けることができる環境があるからです。全体を占める大半のプレイヤー
が新コンテンツやエンドコンテンツに集中しているので、開発としては、そのコンテ
ンツの調整や、そのプレイヤーに対して対応をすることで、最小限の労力で、経営的
にも負担を少なくFF11の運営をすることができ、現状維持が望めるからです。
 
例えば、Quetzalcoatlサーバーの人口を見てもピーク時600人に達しない状況ですが、
現役のいわゆる古参のプレイヤーにとっては、新しいコンテンツで不自由なく遊ぶ
ことができて楽しめたら、昔に比べて極端に少ない人口でも、何ら影響はないのです。
恐らく、運営側もこの現状維持できる状況を見込んでるので、
一つのサーバーに対して決して多くない人口でも、過去に何度か行われたサーバー
の統合がありましたが、サーバー統合にはメリットもありますが、デメリットも
あるので、とりわけ急ぐ必要がないという判断なのでしょう。
 
しかし、これが言えるのは現役プレイヤーに限った話です。
散々、僕が言い続けている新規や復帰者引退者に対しては、何も考えられていない
状況だということです。
繰り返しになってしまい申し訳ありませんが、
新規にしろ復帰者にしろ、とりあえずLv.99まで上げてアイテムレベル装備を手にして
後からメリポやジョブポのやり込み、難易度が高いミッションやコンテンツに参加して
現役プレイヤーと一緒に遊んでください。という開発運営の思惑があり、予算的にも
厳しく今更調整も出来ないというのなら、 僕は何も言えません。
しかし、新規や復帰者に対してまだ招き入れたいという意向があり、技術的や予算的に
許されるものがあるならば、改善できる余地はまだあるのではないでしょうか。
 
人口的だけをみても、新規や復帰の方からしたらいい環境とは言い難いし
人口減少によってそもそものMMORPGの良さ、FF11の本来の良さが失われている。
 
解決策として、
サーバー統合というのは、確かに選択肢の1つになるかもしれませんが、
即効性があり一時的にサーバーの人口は増えて、問題が解決したように見えますが、
根本的な問題は解決になっていないので、同じ道を辿る可能性がある。
やはり、まずシステム上の下地を整えない限りは、新規復帰者の継続的な定着は
見込めないように思える。
 
 
 
次回、打開策がないか、もう少し模索していきます。
つづく