FF11を本気で真面目に考える会#19

Lv.75時代編

 


この記事の内容は主に思い出話ですが、ややネガティブ批判的な内容が含まれますので、

嫌悪感を抱く方は回避をおすすめします。




一方的にただ批判したいのではなく、こういう時代があって今のFF11があるんだよ。
だから、今後はこういう見方も出来るよねっていうのをお話したいです。

いわゆるLv.75時代というのは、レベルキャップが75でサポートジョブが37で固定
されていた期間のことを指します。
これは自分の勝手な解釈ですが、FF11のサポートジョブシステムというのが、
メインジョブLv.75を超えてしまうとメインジョブが持っているアビリティや
魔法の特権が他ジョブで食えてしまうので、ゲームバランスが崩れるという
懸念があったと思うので、レベル上限開放はなく、Lv.75に沿ったコンテンツが
多く追加され、メリットポイントという成長システムが誕生したと思われます。
この時は開発者の苦悩は凄くあったのではないかと存じますが、


結果論ですが、ただLv.75時代が長過ぎた。


追い討ちをかけるようにメリポのシステムがユーザーを苦しめたのは間違いなく、
個人的にメリポシステムの内容というよりは、
メリポによってFF11の楽しみの価値観を変えてしまったことが大きく、
メリポという文化は個人的に正直言うと大嫌いでした(笑)

今だから笑って話せる話ですが、LSメンやフレンドに誘われてメリポPTに参加する
ことがあっても自分から積極的に参加することはありませんでした。
 
メリポPTに求められるものは『効率』です。
当時、とてクラス以上の敵のチェーンを狙って、一戦で経験値200貰えない時代。
PTジョブ編成の良し悪しから始まり、装備の充実の有無、時間に対しての経験値を
いかに稼ぐことが求められ、陰でrepでログの記録を取り、今日のダメージ量はこれ
くらいで時給は幾らだった。そういったモノサシでしかFF11を見れなくなっていた。
 
自分は当時から赤魔道士でしたが、仕事的には、
敵への弱体、前衛へのヘイスト管理、状態異常回復、回復補助、
後衛のリフレシュ管理、釣り役詩人のサポート、寝かしキープを流れるログを追い
ひたすらそれを繰り返すこと、まさに作業と化してましたし、
もはや楽しい雑談がPTログに流れることはあまり無かった。
 
しかしながら、それが全てマイナスではなく、プレイヤーなりの戦術の考案や楽しみ
を見つけて、人それぞれの楽しみ方はあったと思うので全ては否定していません。
ですが、過剰になり過ぎた単純な作業は、いつしか楽しみから飽きに繋がります。
 
これはあくまで僕個人の感想に過ぎませんが、この時代で限界を感じたユーザーは
少なくないのではないでしょうか、だとしたら引退者にとってこのLv.75時代のFF11
の印象が今でも強烈に残っているはずです。
 
 
 
今となっては、Lv.99になってしまえばメリポは容易にカンスト出来てしまいます。
あの時代は何だったのかと笑ってもしまいますが、否、前向きにいきましょう!
今ではレベルが開放されてますし、ジョブポイントというシステムもあります。
他のコンテンツも多くあるので、昔のいわゆるLv.75時代に無かったFF11の楽しみ
沢山あります。

今のFF11があるのは良い意味でも悪い意味でも、こういう時代の経験があった上に
存在するので、きっとまだまだこれからも変わり続けるのではないでしょうか。